『第一印象』であなたの『性格』や『人柄』を勝手に決めつけてしまう心理

人間関係において、とくにビジネスシーンでは、初めてお会いしたときの相手に与えるイメージ(第一印象)が、いかに重要か!ご存知でしょうか?

心理学では『初頭効果』と言われ、人間は初めて会った人に対し、たった3分間で相手の『印象』を決めてしまいます。

その3分の間に、見た目や声や話し方から推測して、「明るい人」、「優しそうな人」、「暗そうな人」、「怖そうな人」、「ガンコそうな人」など、たった3分間で、相手の『印象』を決定するのです。

例えば、初対面で「田中さんは声が小さくて、なんだか暗そうだな~」と相手に感じさせてしまった場合、「田中=性格が暗い」が基準となり、以後の人間関係においても、「あの人、性格が暗そうだから、この仕事はちょっと・・・」と、謙遜されてしまうのです。だから人間関係において『第一印象』こそが、今後の付き合い方を左右する重要な時間なのです。

逆に『初頭効果』の心理を利用すれば・・・、落ちこぼれ人間でも、営業成績が悪くても、ダメダメ人間でも、第一印象を良くすれば、自分を『優位』に立たせることが可能となります。

 

初頭効果のメカニズムとは

人間は記憶するとき、最初の方に記憶したことはよく覚えており、途中で記憶したことは覚えていない性質を持っています。例えば、下記図の単語を、1から順に10個すべて記憶してみてください。

単語記憶

 

覚えましたか?それでは、1から順に思い出してみてください。

1番や2番目の単語はすぐに思い出すでしょうが、7番、8番目すぐに思い出せず、もしかしたら忘れているのでは?

人間の脳の性質上、最初に覚えた1番目や2番目の単語は記憶に残りやすいですが、9番、10番目あたりの単語は記憶が残りにくくなります。

人間の記憶のメカニズムで『短期記憶』と『長期記憶』があり、短期記憶から長期記憶に以降することで、人は「いつでも思い出せる」ことができます。短期記憶から長期記憶に以降させるには「強烈な印象を与えるか」、「何度も繰り返して覚えるか」が必要となり、『初頭効果』では、この作業を同時に行っているため、記憶に残りやすくなります。

 

第一印象で決まってしまう『印象』とは

人はどのようにして第一印象で、その人の印象や性格を決定してしてしまうのでしょうか?例題として、俳優の加藤亮さんの写真で『第一印象』を比較・検討してみましょう。

加藤亮1

No,1

【写真からのイメージ】
・好青年で清潔感がある。
・性格が素直で明るそう。
・あどけなさがある。
・頼りない感じ。


出典:cinemacafe.net

加藤亮2

No,2

・インテリっぽく見える。
・清潔感のあるオタクっぽい。
・人付き合いが苦手そう。
・ちょっと根暗な感じ。


出典:img.cinematoday.jp

加藤亮4

No,3

・ワイルドさを感じる。
・おおらかであり、やさしそう。


出典:eiga.com/movie/80685/interview/

加藤亮3

No,4

・怖い。
・話しかけずらい。
・近寄りがたい。


出典:http://img.yaplog.jp

いかがでしかた?同じ人間でも、髪型や服装やめがねや表情で『印象』は大きく変わります。このように人間は外見で「きっと、この人は〇〇〇な性格なんだろう」と勝手に決めつけます。

 

初頭効果を効果的に利用する方法

初対面では、とにかく『第一印象』が勝負です。あなたの過去の過ちや、あなたの会社での評価など、全く関係ありません。

だから『初頭効』の心理を利用することで、「知的」に見せたり、「誠実」に見せたり、「仕事ができる」ように見せたりと、人間関係を自分の思い通りにコントロールできます。

それでは、第一印象を「よく見せる」にはどのようにすればよいのか?

 

男性は、清潔感と誠実感を演出すること

男性の良いイメージは?のアンケートによると
・清潔感がある
・ハツラツとしている
・明るくて元気
・頼りがいがある
・誠実な人
・真面目

この「良いイメージ」を外見に取り入れることで、お客様は勝手にあなたを「デキるビジネスマン」として評価してくれます。例題として「男性の良いイメージ」を外見に取り入れる方法をご説明します。

 

「良いイメージ」を演出する方法

第一印象アップ1

【髪型】キッチリ整える。短髪だと『清潔感』を演出しやすい。

【表情】明るく元気に見せるには『笑顔』でいること。口角を上げ、目は少し大きく見開くように意識する。

【髭】なるべく剃る。どうしても伸ばしたいときは、毎日キッチリ手入れをすること。


 


 

第一印象アップ2

【スーツ】青系がベスト。青は「心を落ち着かせ集中力を高める」効果がある。よって相手に「頼りがいがある」「まじめ」のイメージを与えやすい。

※注意:
ヨレヨレのスーツは第一印象を悪くするので、シワや汚れの手入れキッチリ行うこと。またスーツはサイズが重要。ブカブカだったりピチピチでも、第一印象を悪くしてしまう。


出典:avance青山店

 


 

第一印象アップ3【ワイシャツ】
ワイシャツは「白」か「青」で清潔感と誠実感を出す。ワイシャツも「形状安定シャツ」だからといって、洗ったままアイロンをかけずに着ているのはNG×。必ずワイシャツにはアイロンをかけシワを取る。たったこれだけでハツラツ感と清潔感を与えることができる。


出典:www.plusdiary.com/2014/02/22/8217

 


 

身だしなみ爪

【手】爪はキレイに切って整え、爪あかは取り除き、手を美しく見せる。手は女性に対して清潔感を与える効果がある。


 

 


 

くつ

【靴】足元だから見えないといって、疎かにしてはいけません。色がハゲ落ちてたり、汚れがひどいと第一印象が悪くなります。日頃からピカピカに磨いておくことで第一印象が格段にアップします。


出典:www.boq.jp

 

番外編 『ドレス効果』による心理効果

人間は外見や服装で、その人の『人格』に結びつけて考える傾向があります。それを心理学でいうと「ドレス効果」または「ユニフォーム効果」と呼ばれ、例えば白衣を着ている人は「医者の先生」とか、裁判所からスーツ姿で出てくる人は「弁護士」など、想像で決めつけているのです。ビジネスマンの場合、『ドレス効果』を応用するのには、【メガネ】が有効です。

 

【メガネによる心理効果】
形によって相手に与える印象を変えてしまうメガネ。場面によって変えるのも一つの方法です。

めがね第一印象

[四角めがね]=フレーム無しのめがねは「知的」を演出し、説得力アップにつながる。商談や交渉の際に利用すると、より説得力が増す。

 

[丸めがね]=やらわかい感じを演出し、親近感アップにつながる。社内のコミュニケーションをアップしたいときや、お客様とより近づきたいときに利用する。


 

 

まとめ

初対面で与えてしまった『印象』は、一度、形成されてしまうと、なかなか取り除くことができなくなります。この『初頭効果』は、相手と直接お会いして行う対面以外に、第3者からの意見によっても形成されてしまいます。

「第一印象を良く見せる」のはポイントが3つ。「身だしなみ」、「清潔感」、「礼儀」さえ抑えておけば、第一印象をアップすることが可能です。

 

 

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