『口ぐせ』で相手の性格や深層心理がわかってしまう心理学

自分でも気づかず、ついつい口に出して言ってしまう『口ぐせ』は誰にでも一つや二つあるはず。

『口ぐせ』とは文字通り、癖のように使ってしまう言葉のこと。人間はなぜ、ある特定の言葉を何度も何度も使ってしまうのでしょうか? それは、人間の性格や深層心理に大きく関係しているからです。

今回はビジネスシーンで活用できる様々な『口ぐせ』をご紹介。『口ぐせ』によって相手の性格や深層心理の読み解き方を詳しく解説していきます。

 

ビジネスで使える便利な口ぐせランキング

コミュニケーションを円滑にするには、相づちは必要不可欠。会話の途中に「はい!」や「そうですね」や「おっしゃる通り」など入れることによって、反応が取りやすく、会話がよりスムーズになります。相づちも実は『口ぐせ』の場合が多いのはご存知でしょうか?

マイナビニュースが独自に行ったアンケートで、コミュニケーションのあらゆる場面で、ついつい使ってしまう「便利な口ぐせランキング」がありましたのでご紹介します。

男性が思う便利な口ぐせとは

1位 なるほど 39.6%

2位 そうですね 28.7%

3位 確かに 15.1%

4位 すみません 13.8%

5位 まあ 11.6%

引用:マイナビニュース【男性編】つい使ってしまう、便利な口癖ランキング

女性が思う便利な口ぐせとは

1位 なるほど 37.3%

2位 そうですね 35.1%

3位 確かに 22.9%

4位 すみません 20.2%

5位 へぇ~ 16.2%

引用:マイナビニュース【女性編】つい使ってしまう、便利な口癖ランキング

便利な口ぐせランキング

 

相手の性格や深層心理がわかる『口ぐせ』

『なるほど』が口ぐせな人
一見、相手の意見に賛同しているように見えますが、実はあまり人の話を聴いていないタイプが使う言葉。「なるほど~」と大げさに相づちを打っておきながら、実は相手の話を聞き流しています。

この手のタイプは自分にしか興味がなく、相手に全く興味がないため、「なるほど!」と言いながら「自分の意見を早く話したい」と心の中で思っています。だから、相手が「なるほど!」を多用してきたら、自分の話は一旦やめて、相手の話をじっくり聴いてあげましょう。たぶん話したくてウズウズしています。

なるほど

 

『そうですね』が口ぐせな人
努力家で、真面目にコツコツやるタイプがよく使う言葉。「そうですね」と言って、相手の意見を一度受け止めているので、相手の話を聴いてあげようとする姿勢は持っていますし、相手を逆なでするような行為はしない穏やかで優しいタイプに多いです。

しかし、相手の意見を一度受け止めてあげて、その上で自分の意見も聴いてもらおうとする「持ちつ持たれつの関係」を大切にします。だから、この手のタイプの場合、調子に乗って一方的に話す人は大っ嫌い。お相手の話もジックリ聞いてあげる姿勢を持つことで、お相手は非常に喜びます。

そうですね1

 

『確かに』が口ぐせな人
納得しているフリをして実はあまり話を聞いていない人が使う言葉。心の中では「そんな話、とっくの昔から知っているよ~」と思っており、適当に早く話を終わらせようとしています。しかし、根は真面目で、努力家で、頭もキレるので、少しでもおかしいと思ったら容赦なく指摘します。

この手のタイプは、その話に飽きているので、話題を変えるか、さらに新しい情報、知識を教えると興味を持って真剣に話を聞きます。また、お相手に話を振ってみるのも良いかもしれませんね。お仕事もキッチリこなす、頼りがいがある人物でもあります。

確かに

 

『まあ』が口ぐせな人
自分に自信がなく臆病な性格の人がよく使う言葉。「人から嫌わたくない!」という気持ちが物凄く強いため、何を言われても相手を傷つけたり、怒らせたりしないよう、オブラートに包むように自分の意見を言う。本音では話さない。

この手のタイプは、争い事を望まず、ライバル心がないため、競争心を煽ると逆効果になります。ただし人間関係を築くのは上手で、相手のペースに合わせるのが得意。秘書やサポート的なお仕事が向いている。

まあ

 

『ちょっと』が口ぐせな人
利己的で計算高い性格の持ち主です。「ちょっと」といって遠慮を装いながら、実は相手が断りづらい状況を作って、追い込む人。だから腹黒い一面があります。

この手のタイプは、頭の回転も速く、能力も高く、非常にしっかりとした考えや価値観をもったガンコ系が特徴。でも孤独が苦手で、人との係り合いは持ち続けたいので、頻繁にコミュニケーションを取ってあげると、とても喜びます。

ちょっと

 

『別に』が口ぐせな人
女優:下尻エリカが映画の舞台挨拶で使って話題になった「別に」。これを口ぐせにしている人は、欲求不満がたまっている人。言いたいことは山ほどあるのに、言ったところで、どうぜ理解されないし、無駄だと諦めているので「別に」とつい言ってしまうのです。

この人の性格としては一度、心を許した相手に、とことん誠実に誠意をもって付き合います。しかし、あまり、しつこくされるのが好きではないので、ほどよい距離感で付き合ったのが良いでしょう。

別に

 

『要するに』が口ぐせな人
自分に自信がある、自分は優秀であるとわかっている、自信家に多いのが特徴です。あらゆることを分析したり、理論的に物事を考えたりすることが大好きなタイプ。

要するにですね」と言って意見をひとまとめにしようとするので、仕切りたがりの性格の持ち主です。能力を過小評価されるのが大嫌いなので、能力を高く認めてあげることで、相手は本領を発揮するタイプです。

要するに1

 

『だから』が口ぐせな人
自己主張が強い人が使う言葉。会話の途中に「だから、こうしたほうがイイって言いましたよね」と、自分の意見を主張したがるのため、この手のタイプは自分の意見が一番正しいと認識が強く、感情的になりがち。リーダー気質なため、意見をまとめようとするガンコ者です。

感情をコントロールできないため、意見に対して否定したりすると、激怒する恐れが・・・。最初から否定せず、相手の話をジックリ聞いて冷静に対処するのがベスト。

だから

 

『いちおう』が口ぐせな人
慎重で防衛本能が強く、そのくせ自分の意見を通したい、曲げたくない、とてもガンコな性格の持ち主がよく使う言葉です。この手のタイプは失敗を何よりも恐れる傾向にあるため、「いちおう」という言葉で意見を濁らせ、後々に失敗したときには「断言しなかった」と言い訳できる。

いちおう」はビジネスシーンで多用すると、相手から「頼りない」と無意識に感じさせてしまうため、交渉や商談の際は多用したいのがベストでしょう。

いちおう

 

『やっぱり』が口ぐせな人
性格が軽く陽気で、物事を深く考えない人がよく使い言葉。「やっぱり」と改めて言い直すように見えつつ、実は間を持たるために使ったり、相手の意見に賛同したように思わせるために使う。この手のタイプは、あまり人の話を聴いていないから、真剣に話してもムダ。

やっぱりね」といって、相手の意見に乗っかろうとする傾向にあるため、自分の意見を持っていないことが多い。この手のタイプには、逆に「この件についてどう思いますか?」と確認しながらコミュニケーションを図ったのがベスト。

やっぱり

 

『とりあえず』が口ぐせな人
八方美人タイプがよく使う言葉。みんなの意見を聴いて、まとめようとするので、場の空気を読むことが上手な人です。「曖昧さ」を美とする日本人にとって「とりあえず」は、どのシーンでも使える魔法の言葉。

たまに間違って「とりあえず」を使う人がいます。それは、今の状況から逃げたいと思って、おもわず「とりあえず」を使ってしまう人。同期や後輩の中では良いのですが、上司や先輩方が多い中で「とりあえずですね」と言って、その場を和ませようとすると返って逆効果になります。「コイツ、何様だ!」とイラっとしますので、ご注意ください。

とりあえず

 

『でも』が口ぐせの人
相手の意見に対して反発しているようですが、注目されたい、気にかけてほしいと深層心理では思ってます。しかし、実際に注目されたり、ホメられたりするのが苦手で、照れ隠しで、ついつい否定する形として「でも・・・」と使いたくなるのです。性格的には、他人への配慮が少し欠けているところがあり、自己中心的な考えがあります。

この手のタイプは、強く押し通すことも可能ですが、根に持つタイプなので、後々のお付き合いが大変になります。また、話を聞き流してしまうのも、後々に影響します。ここは一旦、意見を受け止めて、「それじゃ、もう一度本題に戻しますが・・・」と話の本筋をブラさないでコミュニケーションを取るのが鉄則です。

でも

 

『わりと』が口ぐせな人
人と競い合ったり、奪い合ったりと、ライバル心が強い人がよく使う言葉。上下関係もハッキリしており、面倒見も良いので、頼れる親分姉後肌となる。

この手のタイプは競い合うのが好きなので、競争心をあおると燃えます。また仲間にすると、仕事でも頼りがいがある、強力なパートナーとなりますが、思い込みも人一倍強い傾向にあるため、何か仕事をさせるとき、具体的にじっくり説明する必要があります。

わりと

 

『すみません』が口ぐせな人
自分に自信がなく罪悪感が強い人よく使う言葉。幼少期に、親から厳しく育てられ、ホメられたことが少なく、どちらかというと叱られたことが多い。そのため、自尊心が低いまま成長してしまい、いまだに自分に自信が持てず、ついつい「すみません」と口ぐせのように言ってしまう人。

この手のタイプは、ホメてあげたり、勇気付けたりする言葉を投げ変えてあげると良いでしょう。相手は照れるかもしれませんが、決して悪い気はしておりません。

すみません

 

まとめ

ビジネスシーンで避けたのが良いとされる口ぐせは「D言葉」と言われ、「だぢずでど」で始まる言葉。例えば「だったら」、「だけど」、「でも」、「ですから」、「どうせ」などは、相手にマイナスな印象を与えてしまうので、ビジネスシーンでは使わない方が良いとされております。

「言葉を変えるだけで、性格や人間関係や人生も変わってくる」といわれるくらい、言葉には大きな力があります。発する言葉がポジディブなら前向きの方向に、ネガディブなら否定的な方向に、言葉に引っ張られるかのように、人生も大きく変わってしまうのです。

たまには、自分の「口ぐせ」や「発する言葉」を意識するのもよいでしょう。現在、置かれている状況や環境や立場が理解できます。

 

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