心理学の歴史について

世の中は「コントロールする側」と、「コントロールされる側」の人間に分かれます。なぜ、人はコントロールしたり、されたりするのでしょう。

ビジネスも家族関係も、恋人・友人関係も、全て人と人とのコミュニケーションが生じます。そして、人と人でのコミュニケーションには、常に『感情』というモノにコントロールされ、人間関係がうまくいったり、いかなかったりと左右されてしまうのです。

 

人間は『感情』で動く生き物。この世の中は『感情』によって動いており、『感情』によって支配されていると言っても過言ではありません。だだし人の『感情』というものは非常に厄介なもので、「感情=人のココロを理解する」ことは、容易な事ではありません。そこで、少しでも人の『感情』や『ココロ』を理解しようと研究されてたのが【心理学】というわけです。

 

現在、心理学は『科学的』に実証されるようになりました。
「なぜ、そのような感情になったのか?」、「なぜ、そのような行動をとったのか?」など、『客観的』に証明することで、「〇〇〇の場合、どのような行動をとるのか?」等、多くの人証データを集め、そして、人間の行動心理を『統計』と合わせて証明することで近年、心理学が『学問』として認められるようになりました。

 

心理学の歴史

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心理学の起源は古代ギリシャで、プラトンやアリストテレスの魂(プシュケ)を巡る学問などが心理学としてありました。そのころの心理学といえば『哲学的要素』として思弁的で抽象的な性格が強いもので『非科学的』とされていました。

 

 

『科学的』に実証されるようになったのは、19世紀半ば(1800年後半)になったころ。日本は、まず、欧米の心理学を輸入しまし、1900年初期ころ、東京大学(当時の東京帝国大学文科大学)の元良勇次郎教授によって、日本最初の『心理学実験場』が開設されたました。大学の授業としては、日本で一番最初に行ったのが日本大学で、『文学科心理学専攻』という名前で開設さ、そして、2000年のころから多くの大学で心理学を取り入れ、現在43の大学で、学べるようになったのです。

 

心理学は、英語で【psychology:サイコロジー】といい、語源は、ギリシア語で『魂』を意味する【psyche:プシュケ】と、論理・理性を意味する【logos:ロゴス】が組み合わさって出来た言葉が『心理学:psychology:サイコロジー』となりました。

 

現在の心理学は、医学的にも強い影響を与える学問の一つとされ、また、教育分野、ビジネス分野でも、多く取り入れられるようになりました。教育分野では、生徒や児童の行動から読み取る心理学から、アスペルガー症候群や自閉症など精神疾患を持った子供を理解するため取り入れています。ビジネス分野では、大衆心理、人間行動心理を、マーケティングに取り入れて、販売に応用しております。

 

心理学を題材にした「本」も数多く出版され、ビジネス、恋愛、人間関係、コミュニケーション術、自己啓発など、幅広い分野で心理学が応用され、使われております。

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心理学の種類

心理学は、複数の分野に分かれており、現在は細かく分類されいるため、種類別にするのは非常に難しいですが、大きく分けると下記のように分類されます。

基礎心理学

【認知心理学】

  • 知覚心理学
  • 言語心理学
  • 人間心理学
  • 人工心理学
  • 音楽心理学

【生理心理学】

  • 感情心理学
  • 神経心理学
  • 睡眠心理学

【学習心理学】

  • 知能心理学
  • 進化心理学
  • 行動心理学
  • 比較心理学

応用心理学

【社会心理学】

  • 政治心理学
  • 経営心理学
  • 産業心理学
  • 広告心理学
  • 災害心理学
  • 環境心理学
  • 交通心理学
  • 裁判心理学

【人格心理学】

  • 犯罪心理学
  • 異常心理学

【教育心理学】

  • 学校心理学
  • 道徳心理学
  • 障害心理学

【発達心理学】

  • 胎児心理学
  • 乳幼児心理学
  • 児童心理学
  • 青年心理学
  • 老年心理学

【臨床心理学】

  • 健康心理学
  • 家族心理学
  • 看護心理学
  • 福祉心理学 など

 

多種多様な学問と連携している心理学

心理学はいろんな学問と精通しています。多彩な学問と精通することで心理学は成り立っているかもしれません。

  • 哲学
  • 宗教学
  • 歴史学
  • 社会学
  • 経営学
  • 経済学
  • 数学
  • 物理学
  • 生物学
  • 生理学
  • 情報工学
  • 教育学
  • 脳科学
  • 医学
  • 精神医学 など

警察では、犯罪心理学を応用したり、渋滞を予測するため交通心理学を応用したり、大地震や台風による災害時の団体行動を予測するために災害心理学が使われたり、インフラ設備や建築では環境心理学を応用。スポーツ界でも心理学を取り入れるようになり、技術やテクニック以外に『人のココロ』も重要視されるようになりました。

 

まとめ
あらゆる分野で『心理学』は研究され、いろいろな業界で応用されております。心理学を応用することで「人間の行動やパターン」が予測できるので、あなたも知らない間にコントロールされている可能性は無いとは言いきれません。

実際にビジネスでも恋愛でも『心理学』を応用して【成功】しているひとは数多く存在します。心理学を例えるなら、「武器」と「鎧」になるのです。あるときは「武器」として、相手のココロを予測し、有利に立ったり、コントロールしたり、あるときは「鎧」として、詐欺やダマしから身を守ったり。心理学を学び、応用することで、いろんな場面で『有利』に働くことがあるのです。

心理学は、紀元前に誕生しましたが、現代心理学としは、まだ約100年しか経っておりません。私たち人間とって「相手のココロを読む」、「相手の気持ちを理解する」ことは、永遠のテーマあり、心理学は更に研究される学問・分野でしょう。

 

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