『感動ストーリー』は人をやる気にさせたり、行動させる力がある!

 

なんて、素晴らしい話だ。感動した。私も今日からがんばう!!

 

 

私たち人間は、感動話を聴くと、ココロ動かされる衝動にかられます。きっとあなたも、感動話に深く感銘を受けたり、ココロ動かされたりしたことはありませんか?

 

こんな人にオススメ
  • 相手を「やる気」にさせたいとき
  • 相手に「行動」させたいとき
  • 相手を説得したり、納得させたいとき

 

「感動」を広辞苑で調べると「ある物事に感じて深く心を動かすこと」と書かれています。

そうです!感動話は人を動かすチカラがあるのです

感動話が人間に与える影響は脳科学や認知行動心理学など科学的にも証明されております。広告やテレビや映画は、この心理を上手く利用し、大衆をコントロールしています。

例をあげるとハリウッド映画です。昔から「感動話」を上手く利用し、大衆の心を虜にしてきたのです。

『感動する話』というのは、好感度をあげたり、尊敬させたり、信頼させたりと、自分を優位にさせる働きが可能となります『感動する話』を、お仕事や人間関係(コミュニケーション)に、上手に取り入れることによって、相手を説得させたり、行動させたりする事ができるようになります。

人が自ら行動するときの心理

行動心理学では、人間が行動するとき、必ずその行動するための『感情の動き』があると言われています。

 

情の動きとは心を揺さぶられたとき、物事の本質に気づいた瞬間です。

 

このように感動話とは、感情を動かすのに有効な手段と言えます。

 

ここで感動話の例をあげます。今からご紹介するお話は『感謝の気持ち』を気付かせてくれる、とても素晴らしいお話しです。

 

自ら行動するとき

母の足

ある会社のお話しです。

その会社の社長は次のようなことに気づかれたそうです。

ノウハウや制度ばかりを追求しても、社員の心が豊かにならないと組織は活性化しない。

「本当の感謝とは何か?」を社員に実体験させてこそ、お客様に心から感謝できる社員が育つ。

このことに気づいた社長は、毎年の入社試験の最後に、学生に次の二つの質問をするようになったそうです。


まず「あなたはお母さんの肩たたきをしたことがありますか?」

ほとんどの学生は「はい」と答えるそうです。

次に「あなたは、お母さんの足を洗ってあげたことはありますか?」

これには、ほとんどの学生が「いいえ」と答えるそうです。

「では三日間差し上げますので、その間にお母さんの足を洗って報告に来てください。それで入社試験は終わりです」


学生達は「そんなことで入社できるのなら」と、ほくそ笑みながら会社を後にするそうです。ところが、母親に言い出すことが、なかなかできないのです。

ある学生は二日間、母親の後をついてまわり、母親から「おまえ、気が狂ったのか?」と聞かれました。


息子「いや、あのー、お母さんの足を洗いたいんだけど。」

母親「なんだい?気持ち悪いねー」

親孝行

こうしてその学生は、ようやく母親を縁側に連れて行き、たらいに水を汲み入れました。

そして、お母さんの足を洗おうとして、お母さんの足を持ち上げた瞬間・・・・母親の足の裏が、あまりにも荒れ放題に荒れて、ひび割れているのを掌で感じて、絶句してしまいました。

その学生は心の中で「うちはお父さんが早いうちに死んでしまって、お母さんが死に物ぐるいで働いて、自分と兄貴を養ってくれた。この荒れた足は、自分達のために働き続けてくれた足だ」と悟り、胸が一杯になりました。

そして「お母さん、長生きしてくれよな」と、ひとこと言うのが精一杯でした。

それまで息子の「柄にもない親孝行」をひやかしていた母親は「ありがとう」と言ったまま黙り込んでしまいました。

そして、息子の手に落ちてくるものがありました。母親の涙でした。

学生は、母親の顔を見上げることができなくなって「お母さん、ありがとう」と言って自分の部屋に引きこもったそうです。

そして翌日、会社に報告に行きました。


学生「社長、私はこんなに素晴らしい教育を受けたのは初めてです。ありがとうございました!!」

社長「君は一人で大人になったんじゃない。お父さんやお母さん、いろんな人たちに支えられて大人になったんだ。

そして、これからはな、自分一人の力で一人前になるのではないんだ。私もお客様や従業員やいろんな人たちとの出会いの中で、一人前の社会人にならせて頂いたんだよ」


 

いかがでしたか?

 

親の苦労や有り難さに気づかされる感動するお話です。「お母さんどうしてるかな、元気でいてくれるかな」とか「すぐに親孝行しないと!」と感情が動かされた方も多いかと思います。

 

この感動ストーリーから学んだことは

・人は一人じゃ生きて行けない
・人は多くの人たちによって支え、成長し、生きている

 

と改めて実感させられるお話ですよね。

 

ここで、もう一つ感動話を。何度読んでも感動する、素晴らしいお話です。

 

 

あるレジ打ちの女性

その女性は、何をやっても長続きしない人でした・・・。

田舎から東京の大学に来て、サークルに入ってもすぐに嫌になって、次々とサークルを変えていくような人でした・・・。

それは、就職してからも同じです。

最初、入社した会社は3ヶ月。
上司との衝突が原因でした・・・

次の会社は半年。
「自分が思っていた仕事と違う」というのが理由でした。

そんなことを繰り返すうちに、彼女の履歴書には、わずかで辞めてしまった会社の名前がずらっと並ぶようになってしまいました。

そうなると、どの会社も正社員としては雇ってくれません。彼女は派遣会社に登録しました。しかし、派遣会社でも長続きしません。

履歴書には、また、派遣先のリストが次々と追加されていきました。

今度の派遣先はスーパーでした。仕事内容は「レジ打ち」。今のようにバーコードなんてない時代です。当時のレジは、電卓のように、ひとつひとつキーを打たなければならなかったのです。

勤めはじめて1週間。

仕事に慣れてきた彼女は、だんだん飽きてきてしまったのです。

「私はこんな単純作業をするために、いるのではない!」

辞表を書いてみたものの正直なところ、彼女自身も仕事も長続きせず、我慢のできない自分が嫌いになっていました。

どうしようかと思っていた矢先にかかってきた田舎の母親からの電話。

「帰っておいでよ」

母のやさしい声に決心がつきました。もう田舎に戻るつもりで部屋の片づけを始めたのです・・・

片づけをはじめてしばらくすると、昔の日記が出てきました。

パラパラとめくっているうちに、小学生の時に書いた言葉が、彼女の目に飛び込んできたのです。

彼女は思い出しました。ピアノの稽古だけは、辞めずに続けていたのです。そして「夢を追いかけていた心」を思い出したのです。

「あんなに希望に燃えていた自分が今はどうだろうか。情けない。そして、また逃げようとしている…」

彼女は泣きながら母親に電話をしました。

「私、もう少しここで頑張る!」

辞表を破り、スーパーに出勤した彼女はレジ打ちをしながら、ある考えが浮かびます。

「ピアノも練習を重ねるうちに、キーを見なくても打てるようになったんだ。私流にレジ打ちを極めてみよう!」

彼女は数日で、ものすごいスピードでレジ打ちができるようになりました。すると今まではレジのボタンしか見ていなかった彼女が、今まで見もしなかったところへ目が行くようになったのです。

「あのお客さんは昨日もきていたな」
「この人は、閉店間際に来る」
「この人は、高いものしか買わない」

そんな風にお客さんを見ることが彼女の楽しみのひとつになりました。

 

レジ打ちの女性

そんなある日。

いつもは安いものばかりを買うおばあちゃんが、5,000円もする立派なタイを持ってレジに来たのです。ビックリした彼女は思わず声を掛けます。

「今日は何かいいことあったんですか?」

するとおばあちゃんは嬉しそうに言いました。

「孫がね、水泳で賞を取ったから、お祝いなんだよ」

彼女は、嬉しくなって言いました。

「それはおめでとうございます!」

お客様とのコミュニケーションが楽しくなった彼女は、すっかりお客さんの顔と名前を憶え

「○○さん、今日はこのチョコよりも、もっと安いチョコが出てますよ」
「今日はマグロよりもカツオのほうがいいわよ」

などと言うようになったのです。彼女はだんだんこの仕事が楽しくなってきました。

そんなある日のこと。彼女が忙しくレジ打ちをしていると、店内放送が響きました。

「本日は、混み合いまして、誠に申し訳ございません。どうぞ、空いているレジにお回りください」

しばらくすると、また放送が響きました。

「重ねて申し上げますが、どうぞ、空いているレジにお回りください」

3回目のアナウンスを聞いて、彼女は何かおかしいと気づき、周りを見渡して、驚きました。他のレジが全部空いているのに、彼女のレジにしかお客さんが並んでいなかったのです。店長があわてて、お客さんに駆け寄り声を掛けます。

「どうぞあちらへお回りください」

するとお客さんは、

「放っといてちょうだい! 私はここへ買い物に来ているんじゃない!あの人とおしゃべりに来ているんです!だからこのレジじゃないとイヤなのよ!」

その瞬間、彼女はワッと泣き崩れました。

他のお客さんも言いました。

「特売は他のスーパーでもやっているよ。だけどね・・・、私はこのおねえさんとお話をするためにここへ来ているんだよ。だから、このレジに並ばせておくれよ」

彼女はボロボロと泣き崩れたまま、レジを打つことができませんでした。仕事というのはこれほど素晴らしいものなのだと初めて気づいたのです。そうです。すでに彼女は、昔の自分ではなくなっていたのです。


いかがでしたか?

仕事に対する想い、考え方、目標によって、つまらない仕事でも、やる気や、楽しさが芽生え、さらにお客様を満足させることができる。何をやっても長続きしない、中途半端な人が「もうちょっとだけ、頑張ってみようかな・・・」という気持ちにさせられるお話だと思います。

ここで、もう一つ感動話を。私の好きなお話をご紹介させて頂きます。

 

 

少年からのカード

その先生にはどうしても好きになれない生徒がいました。理由は「服装が不潔でだらしがない」からです。けれどある時、先生は知るのです。その少年が他の子より重いものを背負っていることを・・・

その先生が5年生の担任になった時、一人、服装が不潔でだらしなく、どうしても好きになれない少年がいた。中間記録に先生は少年の悪いところばかりを記入するようになっていた。ある時、少年の1年生からの記録が目に止まった。

「朗らかで、友達が好きで、人にも親切。勉強もよくでき、将来が楽しみ」とある。

間違いだ。他の子の記録に間違いない。先生はそう思った。2年生になると、「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」と書かれていた。

3年生では「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りをする」

後半の記録には「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」とあり、4年生になると「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、子供に暴力をふるう。」

先生の胸に激しい痛みが走った。ダメと決めつけていた子が突然、深い悲しみを生き抜いてる生身の人間として自分の前に立ち現れてきたのだ。先生にとって目を開かれた瞬間であった。

 

服装がだらしない少年の話

放課後、先生は少年に声をかけた。

「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない?分からないところは教えてあげるから」

少年は初めて笑顔を見せた。それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。授業で少年が初めて手をあげた時、先生に大きな喜びがわき起こった。少年は自信を持ち始めていた。

クリスマスの午後だった。少年が小さな包みを先生の胸に押しつけてきた。後で開けてみると、香水の瓶だった。亡くなったお母さんが使っていたものに間違いない。先生はその1滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。雑然とした部屋で独り本を読んでいた少年は、気がつくと飛んできて、先生の胸に顔を埋めて叫んだ。

「ああ、お母さんの匂い!今日はすてきなクリスマスだ」

6年生では先生は少年の担任ではなくなった。卒業の時、先生に少年から1枚のカードが届いた。

それから6年。またカードが届いた。

「明日は高校の卒業式です。僕は5年生で先生に担当してもらって、とても幸せでした。おかげで奨学金をもらって医学部に進学することができます」。

十年を経て、またカードがきた。そこには先生と出会えたことの感謝と父親に叩かれた体験があるから患者の痛みがわかる医者になれると記され、こう締めくくられていた。

「僕はよく5年生の時の先生を思い出します。あのままだめになってしまう僕を救ってくださった先生を神様のように感じます。大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、5年生の時に担任してくださった先生です」

そして1年。届いたカードは結婚式の招待状だった。

「母の席に座ってください」と1行、書き添えられていた。

先生は嬉しくて涙が止まらなかった・・・。


人間は、心理的に「見た目」で判断してしまう傾向にあります。人間というのは決して「見た目」では判断できない、苦しみや悲しみを持って生きている。また、人間というのは、人と人との出会いによって、人生が良くも悪くもなってしまう。そんなことに気づかされる感動のお話です。

 

 

まとめ

3つの感動ストーリをご紹介させて頂きました。

実際に3つの感動ストーリを読んで頂き、共感するところ、心が揺らいだり、気付くことがあったりと、何となく「感動が人を動かす」の意味がわかったのではないでしょうか。

ビジネスの場においても、あなたの取り扱っているサービスや商品のセールストークに、感動話を組み合わることによって、相手を説得させたり、行動を促したりすることが可能となるのです。

 

まとめると、感動話には

人を動かすチカラがある

書店とか、ネットで、他の方の「感動話」でも探して取り入れてもいいですし、ご自分で経験したこと、体感したことで感動話があれば、あなた専用の強力な武器となり、より説得力を増すでしょう。

 

 

【参考図書】
涙の数だけ大きくなれる!【著者:木下晴弘】
ココロでわかると必ず人は伸びる【著者:木下晴弘】

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